ビジネス

【無能マネジメント】
働かない社員が勝手に働く?
プロが教える魔法のアプローチ法

本日のテーマ

今日は働かない社員を自発的に働かせる最強マネジメント術という事で
指示なしで動くチームの作り方の著者 吉野創(よしの はじめ)さんに来ていただきました!

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ダニエル
どうも、こんにちは!ダニエルです!
今日は働かない社員を自発的に働かせる最強マネジメント術という事で
指示なしで動くチームの作り方の著者 吉野創(よしの はじめ)さんに来ていただきました!
よろしくお願いいたします!

吉野さん
はい!よろしくお願いいたします!

ダニエル
これはもう本質というか、社員は働かないというか…
そういうのが僕は衝撃だったので、そこを踏まえたチームのマネジメントとか
会社をうまくしていくみたいなところを今日は伺えればなと思います。
よろしくお願いします!

吉野さん
はい!よろしくお願いいたします!

ダニエル
まずなんですけど、吉野さんの自己紹介をお願いします!

吉野さん
私はコンサルティングファームの支社長を経て、今独立をして
トゥルーチームコンサルティングという会社を経営しております。
基本は経営コンサルティングなんですけれども
ここにあるように自分で自発的に動くようなチームや組織、会社を作っていくという
コンサルティングをやってます。

ダニエル
この本の中でもあったんですけれども、この動画を見ている方でも
チームのマネージャーとか、中小企業の経営幹部とか、社長とかそういう方もいると思うんですね。
そもそもこの働かない社員さんってたくさんいると思うんですけどどうしたらいいですか?

吉野さん
実は上司のみなさんみんな勘違いしてます。
上司のみなさんたちってお給与出してるんだからそれは会社のためにしっかり働いてくれるはずだ!って勘違いしてるんですよ。
ところが経営改善の現場で、私が16年間感じてきた事はと言うと
ほとんどの社員さんがそうじゃなかったんです。

ダニエル
働かないって事ですよね?

吉野さん
会社のために働かないですね。
多くの社員さんは会社のために働くという事じゃなくて
自分の事を考えて働いているという事がわかったんですよ。

ダニエル
要するに自分の人生やお金、プライベートが第一という事ですね?

吉野さん
そうですね!
ただ、そういう事を大っぴらに言うと、自分の事だけをやってるとか
上司にも出世の道が遠のくとか、周りの人たちに強調しないといけないというプレッシャーにさらされますからね、そういう事はほとんど言いませんけど本当はそう思っている。
会社が目指してるものが何かって言うと、会社はやはり業績や売上目標を考えている。
これを見られている上司のみなさんも業績数値のプレッシャーに、多分さらされてると思うので、朝礼や会議の時に勢い出ちゃうんじゃないかなって思うんですよね。
そういう風な状態になっちゃうとですね、さっき言ったようにですね
社員さんが目指しているものはいつだって自分やご家族の幸せのはずなんですよ。
ですが、会社が目指しているものが業績だが社員さんも同じだと誤解されると…
会社と社員さんが目指している方向がバラバラなため会社の力が発揮されないんですね。

ダニエル
なるほど。じゃあ本当に社員が働かないのは根本的に方向性が間違っているという事ですか?

吉野さん
そうですね。それを僕は労使関係の会社って言ってるんですよね。
要は社員は売上達成のための労働力だと受け止められている
ってなっちゃうと、会社が会社の利益を求めるんだったら
社員さんも自分の利益を求めるわけですよ。

ダニエル
なので、社員はいかに働かニで給料をもらうかという方向に進んじゃうみたいな?

吉野さん
まさにその通りです!

会社と社員さんの目的が別々だから人と組織の問題がずっと起きているんです。

ダニエル
なるほど!わかりました!
そしたら働かない社員はどうやったら働くようになりますか?
そこは諦めるべきなんですか?それとも何か良い解決法があるんですか?

吉野さん
そうですね。
ぶっちゃけですね、そもそも社員さんは会社のためには働かないもんなんですね。


じゃあ、どうすればいいか?
やっぱり管理では人は動かせないんですよ。
管理をして人を動かそうというのは、価値観を変えて
部下の自発性を引き出す、つまりやる気を出させる事がキーになります。
そのためにも、上司のあなたが部下の働く目的を知る!
まずはここから始めないと前には進まないんですよ。
上司の方が数字だ!業績だ!言われた通りにやれ!っていうマネジメントに終始していると
働く目的に寄り添ってくれないんだ、この人って誤解されちゃうんですね。
そうなると極端な話をすると、部下から退職願いが出てくる事もあり得るわけですね。
そういう風にですね、これからの時代はですよ、上司が部下から選べれないという事も
起きてくるわけですよ。
優秀な部下が他の会社に行ったり、独立したりしますからね。

ダニエル
下剋上戦国時代っていう事ですね。

吉野さん
まさに上司が選ばれる時代に入ると思います!

ダニエル
すごい時代になりましたね(笑)

吉野さん
だからこそ上司はマネジメントを勉強して部下を自発的にやる気を出させるっていう事を
もっともっと身に着けてやっていってほしいなという風に思っています。

ダニエル
それはどうしたらいいですか?

吉野さん
メンタリングという手法があるんですね。
これは、一言で言うと北風と太陽のお話ってあるじゃないですか。
北風と太陽はどっちがいいかってなると太陽だったねってお話になりますが
上司も実は同じです。

ダニエル
なるほど!北風ビュービューっていうよりも太陽で照らして
あれ?暑くなってきたから脱いじゃお!っていう話ですか?

吉野さん
そうです。
指示・命令ばかりして数字ばかり求めると、社員さんはますます心を閉ざしちゃうっていう事ですね。

ダニエル
なるほど。じゃあ、人が働くようになる訴求ポイントがあるって事ですか?

吉野さん
そうなんですよ。

ダニエル
それは具体的にどんなタイプの人に分けられるんですか?

吉野さん
働く目的のタイプが3タイプに分けられます。

ダニエル
なんですか?それは。

吉野さん
3タイプっていうのはまず一つが①お金が目的で働くっていう人。
2つ目は②自分の時間を大切にするタイプ。これはプライベートを大事にするタイプです。
あとは③キャリアタイプ。

ダニエル
じゃあ、お金・時間・キャリアと覚えればいいって事ですかね?

吉野さん そうですね。
それが一番覚えやすいと思います。

ダニエル
具体的にそれぞれのタイプにどうやってアプローチすればいいですか?

吉野さん
①お金タイプの人は自分自身の評価や実績にこだわりが強いんですね。
少しでも評価を上げてお給料を上げたい。ボーナスを上げたいっていう風に思ってますから
やっぱりですね、業績アップを上司がサポートしてあげる必要があります。
例えばですね、この案件取れたらボーナス出るぞとかですね。
そういった数字を達成していく、そして給料を上げたいっていう社員さんの気持ちに寄り添って
応援していくようにすると、やる気が出るっていう事がわかっています。

ダニエル
じゃあこれ取ったらお金だぜぃ!ってそんなノリって事ですね?

吉野さん
そうですね。

ダニエル
このお金タイプの人に他にどんな声かけすればいいですか?

吉野さん
実はお金が目的ってみんな同じなんですね。
資本主義経済の世の中じゃないですか?
って事は仕組み的に、生きるためにお金が目的でみんな働く。これみんな同じなんですよ。
っていう事はお金が目的でしかないっていう状態の部下をどういう風に成長させていくのかっていう
アプローチがすごく大事なわけです。
その時にかけてほしい一言っていうのはお金の他に何を求めているか聞いてあげる事です。

ダニエル
どういう答えが返ってきますか?

吉野さん
聞いていくと部下の方はですね、ちゃんと考えてくれるんですよ。
やっぱり車欲しいですねぇとか旅行行きたいですねみたいな話が出る時があります。
って事はお金だけが目的じゃないよね?ってなって
そしたら相手が自分も初めてわかりました。ありがとうございました。って
上司との間で起きてくると、良い感じですね。

ダニエル
人間的な成長もあると。なるほど。
ちなみに、お金タイプの見分け方はありますか?

吉野さん 見分け方としてはですね、自分自身のお数字こだわっている人はお金タイプの可能性が高いです。

ダニエル
例えば、数字などが会話やメールに出てくるとお金タイプの可能性が高いですか?

吉野さん
そうですね。

ダニエル
次に時間タイプへのアプローチの秘訣を教えて下さい。

吉野さん
時間が大事な部下の場合はですね、仕事以外の時間も大事。
つまり、自分自身の時間
自分の人生というのをものすごく大事に考えている方なんですね。
なので、マイナスに働いちゃうと仕事よりも自分のプライベートを優先すると誤解される人が多いんですよ。
本当は、それも含めて時間管理をしっかりして、より生産性を向上したい人が多いです。

ダニエル
なるほど。そういう人に対するアプローチを教えて下さい。

吉野さん
時間を大事にしてる人ってストイックなタイプが多いので、割とチームや組織の中で孤立している人が多いんですよ。
っで休憩時間とかワイワイみんなで遊んでたりするじゃないですか。
それで一人だけポツンと本を読んでいたりとかですね
生産性を高めるために何か活動しているみたいなタイプは時間が大事なタイプです。

ダニエル
なるほど!それはサラリーマン時代の僕かもしれない(笑)
孤立して何か一人でやってるみたいな。
それはかなり的確かもしれないです。
どういうアプローチをすればいいですか?

吉野さん
孤立しているかのように周りからは見えるんですけれども
生産性向上に取り組んでいるところを上司はよく見ておかなければいけないんですよ。
っである時こういう風なお声かけするんですよ。
例えば、○○さん残業時間をなくしていくためにはどうすればいいか考えを教えてもらえますか?と
意見を求めていくっていうアプローチが大事です。

ダニエル
それ確かに嬉しいですね。
こんなムダなところあるんですよって言って貢献できてる感がありますもんね。

吉野さん
すごい良いアイデア持っているんですよ。
っですごいアイデア持ってるから孤立してるから
上司はちゃんとそのアイデアをミーティングなんかで紹介しながらみんなと接点を作っていくという事が大事だと思います。

ダニエル
それは嬉しいですね。その人にとって
なるほど。それはめちゃめちゃ勉強になります。

そしたらキャリアが大切な社員さんや部下へのアプローチを教えて下さい。

吉野さん
実は一番成長して、チームや組織のための人材であると同時に
マイナスの方向にいっちゃうと一番被害を与えちゃうタイプがこのキャリア志向の部下。

ダニエル
じゃあ、諸刃の刃的な?

吉野さん
諸刃の刃的な人材なんですよ。
そもそもキャリアを上げて自分自身の人生を目標通りにクリエイトする思いが凄い強いんですね。
要はその会社が自分にプラスになると判断したら言われなくたって色んな事を積極的にやります。
会社や上司が自分に合わないと判断したらすぐに見切りをつけるっていうのもこのタイプです。

ダニエル おー、怖いですね(笑)

吉野さん
怖いですよ(笑)
ある意味そういう部下が来た上司っていうのは4月、5月に緊張が走るっていう人も多いんじゃないかなと思います。

ダニエル
そういう部下や社員さんってどうやって見分ける事ができますか?

吉野さん
そうですね。例えば、セミナーにお金を払って参加してるとか、YouTubeとかで仕入れた情報を
仲間に披露してたりとか、部下と議論している時に教えてあげているとか。
言ってしまうとマウントポジション気味の人はキャリアタイプの可能性が高いです。

ダニエル
なるほど。こんな最新の情報知ってますけど、上司のあなたは知ってないんですか?みたいな?
そういう感じっていう事ですよね?

吉野さん
はい、そうです。
ダニエル
いますね!(笑)
それ的確かもしれないです。
こういう社員さんを的確に働かせるためのアプローチを教えて下さい。

吉野さん
やっぱり一番この会社で上り詰めようと考えている、会社からするとすごいありがたい人材なんですよ。
なので、そこを上司はちゃんと理解してどんどん出世させていくようにしていって
そのために、経営側にしっかりコネクトさせていって、何か成果を出した時に中小企業なんかだと経営陣にしっかり伝えていく事です。

ダニエル
おー、なるほど。

吉野さん
社長からちゃんと言葉をもらってくるんですよ。
有望な社員入ったなみたいな言葉をもらったらその社員に上層部の評価を意識的にたくさん伝えていく事です。

ダニエル
じゃあ、自分が経営陣に認められつつ、会社の経営方針に関わりつつ昇進していってるんだっていう
承認感みたいなのが必要っていう事ですね?

吉野さん
そうです。それを基本的にやっていく事が大事なんですけれども
もう一つは上司をよく見てますからね、この上司のお陰で自分のキャリアアップはうまくいきそうだっていう
信頼を得れれば良い関係ができると思います。
上司も色んな方いると思いますからキャリアアップとか全然興味なくて、嫌々管理職やってる方なんかは見抜かれますね。
この上司は私の人生に何のメリットもないと思われたらすぐに見限ってしまいます。
そうなっちゃうと退職願いが出てきちゃいます。



ダニエル
そこの決断も早いですか?

吉野さん
早いです!
もう就職活動を入社して1週間で始めてる人もいました。
まあ、上司からするとすごい悲しいですけどね。
でも、やはりそのためにも働く目的の3タイプをこちらから知る努力が求められてきます。

ダニエル
本当そうですよね。
社員何で働かないんだろうって、悶々としてとりあえず管理するという人が9割な印象ですもんね。
なるほど。これをやったら北風と太陽みたいに社員が自発的に働いてくれそうな気がします。
という事で、吉野さんの新刊。指示なしで動くチームの作り方っていうところに
社員の3タイプ別の働いてもらう手法や声かけ、アプローチの仕方っていうのが見れますので
概要欄から覗いていって下さい。
最後に吉野さんから本の紹介をしていただければなと思います。

吉野さん
はい。指示なしで動くチームの作り方というのは
私の実体験、自分自身も管理職経験があった時にやっぱり苦労をしたんですよね。
その私が、経営コンサルティングでクライアント先の幹部や管理の方たちとたくさん関わると。
そういった関わりの中で、実体験の中で作ってきた手法をたくさん盛り込んでいます。
今世の中で部下の育成の仕方や関わり方を会社から教わっていないマネジメント職の方ってすごく多いと思います。
そういう方にはですね、是非ひも解いていただいて、会話の事例なんかもたくさん盛り込んでいるので
手に取っていただけたら、嬉しいなと思います。

ダニエル
はい、今日はですねトゥルーチームコンサルティング代表の吉野さんに来ていただきました。ありがとうございました!

指示なしで動くチームの作り方 ↓

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